映画『Breakfast on Pluto』(プルートで朝食を)でアイルランド英語
パトリックはヒッチハイクで出会ったバンドのメンバーと旅をします。途中で英国の警官に車を止められます。
“Thirteen of your lot shot in Derry.What do you know about that? Maybe you’d know about thirteen less to deal with.”
(デリーで13人が撃たれて死んだ。仲間が13人減ったな。)
デリーで13人が射殺。この台詞から、これは「流血の日曜日事件」のことを言っていることがわかります。時代は1972年。
パトリックは男性、でも子どもの頃から心は女性でした。『プルート(冥王星)で朝食を』という不思議なタイトルはどのような意味があるのでしょうか。偶然であったライダーのリーダーは、ケルトの神話と共に、彼の行き方について語るシーンにそのヒントがあるようです。
Druids, man. We’re like the Border Knights. Knew all about the space-time continuum.
古代ケルトの偉人達(ドルイド)は時空の謎を知り尽くしていた。
Gotta get behind the surface.
上っ面は関係ない
Border Knights don’t allow them. Jams the astral highway.
国境の騎士にはハイウェイがすべてだ
So why do you call yourselves the Border Knights?
どうしてあんた達、国境の騎士なわけ?
Because the only border that matters is the one between what’s in front and what you’ve left behind.
俺たちがこだわるのは、後ろにあるものと前にあるものの境目だけだ。
When I ride my hog, you think I’m riding the road? No way, man.
俺はバイクで道を走っているんじゃない。
I’m traveling from the past into the future with a druid at my back.
俺は過去から未来に向かってケルトの偉人と旅している
-Druid man or druid woman?
その人は男、女?
-That doesn’t matter.What matters is the journey.You know where it goes, baby?
関係ない。大事なのは旅だ。どこに行くと思う。
-Where?
どこ?
We’ll visit the stars and journey to Mars
星巡りをして、火星に行ってから
Finding our breakfast On Pluto
プルート(冥王星)で朝食をとる。
Pluto?
プルート?
Pluto.
冥王星よ
No, not Pluto the dog. Pluto the planet.
犬のプルートじゃない。冥王星だ。
Named by Percival Lowell and William H. Pickering after the invisible king of the underworld.
天文学者のP.ローウェルとW.ピカリングがプルートと名づけた。神話の”冥界の王”から取ったそうだ。
You think about that.
覚えておけよ。