マンツーマン英会話ワンポイント・レッスン~CSIのラスベガス、マイアミ、ニューヨークで英語に違いはありますか?
米国人気テレビドラマ『CSI科学捜査班』を見ながら口語英語の勉強をしています。舞台はラスベガス、マイアミ、ニューヨークとシリーズによって舞台が変わりまが、アメリカの地域ごとのアクセントの違いなどをこの番組で学ぶことは可能でしょうか?
一般的に、メインキャストには目立った訛りや方言は見受けられません。たまに容疑者や被害者が訛っている場合があるようです。
ただし、地域別に次のような特徴を理解しておくと、それぞれの英語の理解するのに役に立つと思います。
ラスベガスはアメリカ西部にある比較的新しい都市です。つまり、特に都心部の多くもしくは殆どが、他の地域から移住してきた人々です。従って、強い訛りがある地域から来た人でない限り、訛りはありません。また、時間が経つに連れて訛りは無くなっていきます。(地方から東京にやってきた人々の多くがそうであるように.。)地方の人々、特に田舎の人々は、ニューヨークのようなより東側の大都市の人々よりも、ややゆっくりと話す傾向があるかもしれません。
マイアミは、米国内の他の地域はもちろんですが、中南米、特にキューバからの移民がたくさんいます。ですから、スペイン語の語彙やアクセントをしばしば耳にすることがあります。長く引き伸ばす母音と、やや異なった語彙や発音で、よりゆっくりと話す人がいます。
■カリー・デュケーン(Calleigh Duquesne)
カリー・デュケーンはルイジアナ出身、とても軽い南部の訛りがあります。
■フランク・トリップ(Frank Tripp)
トリップ捜査官はテキサス出身(ドラマも俳優自身も)ですので、たとえばホレイショ・ケイン(Horatio Caine) に比べるとより南部の訛りがあります。(ホレイショはマイアミに来る前はニューヨークにいました。)
ニューヨークはたくさんの異なった背景を持つ人々がいますので、様々な方言や訛りを耳にすることができるでしょう。
■ダニー・メッサー(Danny Messer)
捜査官ダニー・メッサーはニューヨーク出身(ドラマでも俳優自身も)、彼の話す速度も発音もネイティブのニューヨーカーそのものです。
■ドン・フラック(Don Flack)
捜査官ドン・フラック(Don Flack)も、ニューヨーク出身(ドラマでも俳優自身も)ネイティブのニューヨーカーの英語のように聞こえます。彼の皮肉っぽいコメントは、典型的なニューヨークスタイルです。
※解説 ETCマンツーマン英会話 ロレット先生(西大井/熊谷)
※関連リンク
ロレット先生のお話を音声(ポッドキャスティング)でも聞くことができます。
▽smoking ladyの意味は