マンツーマン英会話ワンポイント・レッスン~ “could”、“would”、“should”、”might”の違いを教えてください。
「~かもしれない」と言う様な意味で、“could”、“would”、“should”、”might”を使う場合に、その使い分け方、意味やニュアンスの違いを教えてください。
たとえば、「私はもっと上手いギタリストになれるかもしれない」を英語で言う際に、“could”、“would”、そして“should”を使う場合、ある条件を加えることで、その用法の違いがよりはっきりしてくると思います。
” I could be a better guitarist, if I practice more.”
(もっと練習をすれば、私はより上手いギタリストになることができるかもしれない)
つまり、このcouldは将来に置ける可能性を言い含んでいます。
”I would be a better guitarist, if I practice more.”
(もっと練習をすれば、私はより上手いギタリストになるだろう)
このwouldは、未来に関する推測、推量が含まれています。couldとwouldはどちらでもほぼ同じ意味合いで使うことができます。
一方、shouldを使うと、「本来既にそうあるべきだが、何らかの理由で実際はそうはなっていない」というニュアンスが含まれることになります。
“I should be a good guitarist (but I am not), because I practice everyday”.
(毎日練習をしているので、私は上手いギタリストであるはずだ。(だが実際は上手くない。))
この意味合いを表現するのに、could や would で置き換えることはできません。
mightには、“could”、“would”、“should”が表現していたニュアンスはなく、単に「~かもしれない」という一般的な意味合いになります。
“I might be a good guitarist”
(私は上手いギタリストかもしれない。(そうでないかもしれない))
mightが一番不確かで、自信無く聞こえました。
その通りですね。mightが一番一般的。ですから、「将来における可能性」も「未来に対する推測、推量」も伝わりません。
たとえば、次のような状況でmightを使ってしまうと、相手を混乱させ、迷惑をかけてしまうことになるかもしれません。
“Are you coming round tonight?”
(今晩は遊びに来るの?)
“I might.”
(行くかも)
“Are you or aren’t you?”, “yes or no?”.
(来るの?来ないの?どっち?)
“Well, I might.”
(そうだなあ、行くかもしれない)
“Well, are you? Because If you are, I am going to prepare things.
If you are not, then I am not going to prepare things”.
(もし来るのなら、いろいろと準備をしておくし、来ない のなら、準備しないんだから)
“Oh, I might.”
(そうなんだ、じゃあ行くかも)
とても迷惑な答え方で、お相手もいらいらしていますね。
【解説:ETCマンツーマン英会話 トニー先生(荻窪/富士見ヶ丘)】