マンツーマン英会話ワンポイント・レッスン~イントネーション習得の勉強法は?
英会話では発音以上にイントネーションが大切だという話をよく聞きます。 どのような意味なのでしょうか。
英語にはいろいろな英語があります。アイルランド人の英語、イギリス人、アメリカの南部の英語、北部の英語。発音にはかなりの幅があります。母音の音が変わるほどです。
一方、イントネーションはさすがにあまり変わらない。つまり、イントネーションさえ聞き取れるようになったら、だいたいの英語が聞き取りやすくなると言ってもよいと思います。
さて、日本人が英語のイントネーションを習得する際に障害になっているのがカタカナの存在です。すでに、日本語として使用されている、英単語があると思います。たとえば英単語の”patern”という単語があります。アクセントは[pa]ternと最初の音節にあります。ところが日本語のパターンはどちらかというとパ[ター]ンというよに後のほうにある。どんなに発音がよくてもこのようにイントネーションが違うと全く通じないのです。
少々発音が違うことはあまり気にしなくてよいのですが、イントネーションさえ上手くなるとずいぶんと違ってきます。
また、英語には母音ではなく子音で終わる言葉がたくさんあります。でも、日本語の言葉の最後に使われる子音は「ん」しかありません。このためか、英語の言葉をカタカナにする時に余計な母音をつけたりしますね。たとえば、Robertという名前も、最後のおとは「t」ですが、カタカナでは「o」をつけてしまったりします。
イントネーション習得のために、お勧めの勉強方法はありますか?
イントネーションは、本を読んだりする勉強の仕方ではなかなか直りません。お勧めの方法はシャドートーキングです。とにかく聞こえてくる音を真似をして言ってみる。最初は、英語の意味がわからないほうがかえっていいのかもしれません。時間はかかりますが、だんだんとイントネーションがわかってきます。習うより慣れろの勉強法です。
シャドートーキングの秘訣は、一日にあまり長時間やりすぎないこと。一日20分から30分程度でよいと思います。その代わりに、できるだけ毎日継続することが大切です。
[解説] ETCマンツーマン英会話 ロレット先生