映画『The wind that shake the barley』でアイルランド英語の特徴 – you の単数形と複数形

600full-the-wind-that-shakes-the-barley-poster 英語は一つではありません。様々な英語に触れることで、英語の聴野角を広げて行きましょう。発音はもちろん、アクセントや文法に至るまで、教科書では間違いだと学んだ用法が、実際の会話では普通に使われいることもあるようです。いったん教科書的な知識は横において、生きた英語に触れることで、あなたの英語力が一段上がるかもしれません。

 二人称を表す”you”には、単数、複数共に使うことができますが、アイルランドでは地域によってことなるようですが、この二つを区別して次のような言い方をするようです。

 二人称が複数(あなた達、他)の場合: “ye” “yis”  “yous”  
 二人称が単数(あなた、他)の場合: “ya

 映画『The wind that shake the barley』の中に、”ye”が使われているシーンがありあました。発音はyouとyee(イー)の中間のように聞こえます。麦が生い茂る丘で、訓練をしているシーンです。ライフルに見立てて持っているのは、ゲール族を起源とするアイルランドの伝統的スポーツ、ハーリング(Hurling)のスティックです。

▽『The wind that shake the barley』予告編

I estimate half the column just died. Everyone down.
If we lose half this column, it’s not readily replaceable.
The Brits see ye, they’re going to kill ye,
the Brits catch ye, they’re going to kill ye.

隊の半分があっさり殺された。全員座れ。
隊の半分も失ったら、補充するのは無理だ。
イギリス兵はお前らを見つけ次第、何のためらいも無く殺すぞ。

 
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