英語、フランス語、ポルトガル語のトリリンガル – デボラ先生(立川[カフェ]) ETCマンツーマン英会話

IMG_5586s.jpgQ デボラ先生はグレンダ先生の妹さんなんですね。とても自然な英語を話されていますが、お姉さんと同じように3ヶ国語を話されるのですか?

はい、母はブラジル人、父はフランス人、生まれは姉と同じブラジルのリオデジャネイロ。英語、フランス語、ポルトガル語のトリリンガルです。幼少時にブラジルのブリティッシュスクールに通いました。学校で最初に読み方、話し方を学んだ言語が英語だったのです。クラスメイトには外国人である英米人の子どもたちがたくさんいましたので、学校生活では英語を話し、家庭ではポルトガル語を話すという環境で育ちました。

フランス語は父から学んでいましたが、本格的に学び始めたのは10歳の時、父の仕事の関係でフランスに引越しをしてからです。その後、高校では私のように三ヶ国語を話す生徒は珍しかったため、先生に薦められてギリシャ語とラテン語も学びました。そのおかげで、英語はもちろんのこと、スペイン語、イタリア語、ルーマニア語の知識も磨くことができました。これらの言語は基礎となる語源が同じで、言葉同士もとても似通っています。

たとえば、pedal(ペダル)、pedestrian(歩道)、pedometer(万歩計)などはpodos(足)というラテン語が語源です。このような学問をetymologyと言います。”etymo-” はギリシャ語で「言葉」、「言葉の原型」、”-logy”はギリシャ語/ラテン語で「学問」、「学説」という意味。つまりetymologyとは語源学のことです。

Q: 頭の中で考えるときはどの言葉を使うのですか?

IMG_5659s.jpg興味深い質問ですね。三つの言語が同時に使われている場合もあります。

一番最初に知った言葉がポルトガル語なので、たとえば、数を数えたり、計算をしたり、基礎的な思考を行う場合にはポルトガル語を使うのがより簡単なようです。フランス語は10歳から学校で学んだため、より高度で複雑な単語やフレーズ、文を考える際に使う傾向があります。

感情表現等に関しては英語で思い浮かぶことが多く、またそれと同等の表現をポルトガル語やフランス語では見つけられないことがよくあります。その場合は、ポルトガル語やフランス語の別の表現に置き換えて訳すこともあります。

ただ、どの言葉も自然に頭に浮かび、夢を3ヶ国語でみることもあります。私自身その三ヶ国語の切り替わりを不思議に思うこともあります。

Q: ワールドカップやオリッンピック等でフランスとブラジルが対戦する場合は、どちらを応援するのですか?

IMG_5578s.jpgこれも面白い質問ですね。でも、答えるのが難しい。

サッカーの場合は、いつもブラジルを応援しています。ブラジルのプレースタイルが好きなのです。単純にブラジルのサッカーが強いということだけでなく、プレースタイルがとてもユニークで、単なるスポーツやテクニックの枠を超えて、芸術の域にまで達していると思うのです。

他のスポーツに関しては、競技の内容や選手によって異なりますが、通常はブラジルを応援しています。ブラジルのスポーツ選手は、非常にレベルの高い選手であっても、偉ぶらずに謙虚であるところが好きなのです。

Q:フランスの大学では建築について学ばれていますね。

大学では建築と都市の総合計画について学びました。技術的なことよりも、建築に関する文化や歴史が専門です。

Q: フランスではビルの高さを統一するなど、街の美観を保つために様々な規制があると聞きました。

construction code(建築法)ですね。その基礎を築いたのは19世紀ナポレオン3世、フランスの都市計画の父と呼ばれています。フランスとその首都パリに対する壮大なビジョンを彼は持っていて、建造物を視覚的にどのように建設してゆくのか、規則と法律を確立してゆきました。

でも、日本にもすばらしい近代、現代建築がありますね。日本の都市建設は、フランスおよび西洋諸国のモデルになっています。日本はその美意識において他に類を見ない感覚を持っていると思います。それは単に建築物にとどまらず、人間やそれを取り巻く自然といかに調和するか、そこから生まれてくる美しさに対する感覚がすばらしいのです。

Q:英語のスピーキング能力を高めるためのアドバイスをいただけますか?

IMG_5571s.jpg大人の場合、他の人とコミュニケーションをとる際に、精神的な壁を創りがちです。恥ずかしがったり、引っ込み思案になってしまうことがコミュニケーションの上達を妨げてしまう。

一方、子供にはそのような壁がなく、話したいことを話す、聞きたいことを聞くというように自発的なコミュニケーションが自然にとれますから、上達が早いのかもしれません。

「完璧ではなくても気にせずに、とにかく実際に人と会って話をする」ということが大切です。今、私も日本語を学んでいますので、これは私自身に対しても当てはめているアドバイスです。

[了]

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