映画『The General’s Daughter』(将軍の娘/エリザベス・キャンベル)で南部アメリカ英語マンツーマンレッスン
舞台はジョージア州の陸軍基地。ジョン・トラボルタ演じる、陸軍犯罪捜査部(CID : criminal investigation department)捜査官のポール・ブレナーは、軍の武器密売を侵入操作中。名前もフランク・ホワイトと名乗り、南部アメリカ訛りの英語を話しています。
CIDの同僚からも南部訛りを指摘されています。
Sergeant White here.
(ホワイト曹長だ。)
Colonel Kent, so drop the cheesy Southern accent.
(ケント大佐だ。その胡散臭い南部訛りはやめろ。)
The only thing keeping me alive is that cheesy Southern accent.
(この胡散臭い南部訛りで正体を隠しているんだ)
南部訛りの特徴は、southern drawl。母音を長く引き伸ばして発音します。その聞き伸ばし方にもいくつか特徴があるようです。長母音で”A”(アー)を発音するとき、その前に”UH”(アッ(ハ))という音が発せられます。 例えば、”day”。dah(ダッ)とay(エイ)が合わさったような音になります。
次の動画は、基地の入り口で潜入操車中のブレナーがホワイト軍曹と名乗っている場面です。”kindly”が”kah”と”indly”が合わさった音に聞こえます。
ID, please. First Sergeant White, please proceed.
(身分証を。ホワイト曹長、どうぞ)
I believe I will. Thank you kindly.
(通させてもらうよ)
映画の冒頭で潜入操作が終わり、別の事件の捜査の為にポール・ブレナー本人で基地に入るときは、全く異なる英語を話しているのがわかります。是非映画で聞き比べてみてください。