映画『Remember the Titans』( タイタンズを忘れない)で南部アメリカ英語マンツーマンレッスン

Remember%20The%20Titans%20v2.jpg 先人たちが何層にも重なり合って土となった大地には、長い時間を掛けて様々な記憶が刻まれているのかもしれません。そんな土地に足を踏み入れたとたんに、言葉にでは言い表せない何かが、人の心に直接訴えかけてくるの感じることがあります。
 
 人種差別が渦巻く1971年、教育改革によりヴァージニア州のT.C.ウィリアムズ高校に白人黒人混合の高校フットボールチーム生まれました。争いごとの耐えないチームの状況を見かねた黒人コーチのハーマン・ブーンは、合宿早朝3時半にチーム全員を叩き起こし、ある場所までランニングをさせます。

 たどり着いたのはゲティスバーグ。アメリカが二つに分かれて戦った南北戦争の中でも最大の犠牲を生んだ戦地でした。ブーンは人々が敵意を持ち、憎しみ合うことの無意味さを訴えます。

 朝もやの中からあわられたたくさんの墓石は、コーチの言葉以上に説得力をもってチームメンバーに何かを訴え行きます。
 
 ハーマン・ブーンは実在の人物。ノースカロライナのインディアン保留地で生まれたチェロキー族の母と、黒人の父の間に生まれています。 彼を演じるディンゼル・ワシントンの台詞の中にも南部アメリカ英語の特徴が、見つけられます。

 ”fighting”の最後のg音が消えて、”finghtin”と発音したり、二重母音の”my”(マイ)が、短母音化して”mah heart”(マー・ハート)、”mah brother”(マー・ブラザー)、”I”(アイ)が”Ah don’t know(アー・ドン・ノー)”と言っているのが分かります。

Anybody know what this place is?
ここを知っているか?

This is Gettysburg.
ゲティスバーグ

This is where they fought the Battle of Gettysburg.
南北戦争の決戦場だ

50,000 men died right here on this field,
5万人の人間がこの場所で死んだ

fightin the same fight that we’re still fightin amongst ourselves today.
同じ戦いを、我々はまだ続けている。今もだ

This green field right here was painted red.
この緑の野が赤く染まった。

Bubbling with the blood of young boys.
若者の流した血で

Smoke and hot lead pouring right through their bodies.
煙と鉛の弾が彼らに降り注いだ

Listen to their souls, men.
死者の声がする

”I killed my brother with malice in my heart. ”
“敵意が兄弟を殺させた”

”Hat red destroyed my family.”
“憎しみが家族を破壊した”

You listen 
聞け

and you take a lesson from the dead.
死者から学べ

If we don’t come together right now, on this hallowed ground then we, too, will be destroyed.
この聖なる地でひとつになれなければ、我々も終わる

Just like they were.
彼らと同じだ

I don’t care if you like each other or not, but you will respect each other,
お互い嫌いでも、相手を認めれば

and maybe I don’t know, maybe we’ll learn to play this game like men.
きっと、いつの日か人として向き合える

 
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