hang out の意味は? Among Those Killed in the Dawn Raid Was a Man Aged a Hundred
hang out の意味は? Among Those Killed in the Dawn Raid Was a Man Aged a Hundred
BBCのドキュメンタリー番組『Dylan Thomas From Grave to Cradle』を観ながらETC英会話のチャールズ先生(横浜・大坂上)のレッスンを受けています。
チャールズ先生は英国で読詩の会の会長を勤めた経験もおありです。今回は朗読もしていただきました。
第二次世界大戦中、ディラントーマスの仕事は映画の台本作家でした。その編集室で紙切れにたった10分で書いた詩 “Among Those Killed in the Dawn Raid Was a Man Aged a Hundred”が彼を一躍有名にすることになります。
It was the only job he could get.
He didn’t want to join the army, kill people.
He wrote documentaries about the home front.
And he wrote poems about the affected war like “Among Those Killed in the Dawn Raid Was a Man Aged a Hundred”.
He wrote that one on a scrap of paper in 10 minutes in cutting room.
It was with these poems, collected together in “Death and Entrances” in February 1946 that finally made his reputation.
These war poems were not just experiments with words.
They were about something.
And they went down very well literati, who hung out in the square miles behind me, between Regent street and a broadcasting house.
[抄訳]
(1940年から1945年の第二次世界大戦の中、トマスはストランドフィルム社の台本作家でした。
それが彼が就くことのできた唯一の仕事でした。
彼は入隊、つまり人殺しに参加したくはありませんででした。
彼は国内戦線のドキュメンタリーについて書きました。
そして、「Among Those Killed in the Dawn Raid Was a Man Aged a Hundred」のような、戦争に関する詩を書きました。
この作品は、会社の編集室で紙切れにたった10分で書かれたものです。
1946年2月これらの詩は『死と入り口』の中に編纂され、これがついに彼の名を上げることになりました。
これらの戦争詩文は単に言葉を羅列したものではありませんでした。
それ以上のものでした。
私の後ろに広がる数マイル四方、リージェント通りと放送局のに出入りする文学者たちに浸透していったのです。)
さて、“hang out”とはどのような意味なのでしょうか。
Hang out means gathering somewhere often like a pub or a cafe.
So a group of people, so group of literal people used to hang up in the square mile in Regent street behind the broadcasting House.
So that would have been their favourable pub or cafe.
So somewhere you go regularly is the place where you hang out.
If you put it in the past tense is the place where you have hung out.
So you probably you have a favourable pub or IZAKAYA, where you go frequently and meet your friends.
That is the way you hang out to discuss those things or relax and enjoy yourself and come and view your company talking about the points interest you.
I used to hang out at the Yokohama tavern where I used to meet many boating friends.
hang out
出入りする
gathering
集まり
regularly
定期的に.
probably
たぶん
frequently
たびたび,頻繁に
When the morning was waking over the war
He put on his clothes and stepped out and he died,
The locks yawned loose and a blast blew them wide,
He dropped where he loved on the burst pavement stone
And the funeral grains of the slaughtered floor.
Tell his street on its back he stopped a sun
And the craters of his eyes grew springshots and fire
When all the keys shot from the locks, and rang.
Dig no more for the chains of his grey-haired heart.
The heavenly ambulance drawn by a wound
Assembling waits for the spade’s ring on the cage.
O keep his bones away from the common cart,
The morning is flying on the wings of his age
And a hundred storks perch on the sun’s right hand.
【日本語訳】
松田幸雄 訳
ディラン・トマス詩集より
明け方の空襲で死んだ人のなかに百歳の老人がいた
戦いの日に朝が目覚めかけたとき
彼は衣服を着け 外に踏み出し 死んだ。
錠は大きく口を開けて外れ それらを爆風がばらばらに吹き飛ばした。
彼は自分が好きだったところ 舗道の石のうえに
殺戮の路面の葬送の土砂のうえに 倒れた。裏返しになった
彼の街路に告げよ、すべての鍵が錠から飛び出したとき
彼は一つの太陽を停止させ、彼の眼の噴火口は拡がって
噴出の芽を伸ばし火を噴きつのらせ、大音響をたてたと。
彼の白髪の心を束縛しようとする余計な詮索はもうやめよ。
傷に引かれた天国の救急車は 集まって
箱のうえに鐘が鳴るのを待っているのだ。
おお 彼の骨をありふれた車から離しておけ、
朝は彼の年齢の翼に乗って飛んでおり、
百羽のコウノトリは太陽の右手のうえにとまっているのだ。
ディラン・トマスが登場する映画
エッジ・オブ・ウォー - 戦火の愛 The Edge of Love
実話に基づくフィクション。物語の始まりは1940年、ドイツの空爆が続くロンドンの街で、ヴェラは幼馴染のディラン・トマスと偶然再会をします。初恋の相手ディランにときめくヴェラですが、彼は既にキャトリンと結婚をしていました。ヴェラはディランへの断ち切れないまま、軍人のウィリアムと結婚。ところが、ウィリアムは戦場へと赴いてしまった後、ディランとキャトリン、そしてヴェラによる三人の共同生活が始まります。
劇中、ディランが生活のために、ストランドフィルムでプロパガンダ用映画のスクリプトをいやいや書いている様子が描かれています。また、紙切れに走り書きされた『Among Those Killed in the Dawn Raid Was a Man Aged a Hundred』を、ベッドの上でキャトリンに読んで聞かせるシーンも。また、彼は既にチャールズ・ロートンを意識していたのか、ヴェラから「そのposhな(気取った)アクセントはどうしたの?」と指摘されてしまいます。
一方、ヴェラを演じたキーラ・ナイトリーのウェールズ訛りが素晴らしいと絶賛されているようです。同作品の脚本家でもある彼女の母のシャーマン・マクドナルドは、スコットランドとウェールズのハーフ。彼女は、子どもの頃から母のウェールズ訛りには親しんでいたとのこと。
面白いのは、ウェールズ出身のディラン・トマスを演じたマシュー・リスはウェールズ出身ですが、ウェールズ訛りの英語を話さなかったディラン・トマスを忠実に演じているようです。また、アイルランド出身のキャトリンを演じたシエナ・ミラーはアメリカ生まれのロンドン育ち。そして、ウィリアムを演じたキリアン・マーフィーはアイルランド生まれ。撮影の間中、セットに必ず誰かがいて、「今の話し方どうだった?」と、お互いがお互いのアクセントをチェックし合っていたそうです。
■出演
・ETCマンツーマン英会話チャールズ先生(横浜・大坂上)
■聞き手
・青樹洋文
◆使用楽曲 (BGM)
“Movie Star * (The Making Of X) by Loveshadow
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