欧米人に不評なオフィス英語フレーズ 50 – idea showers – マンツーマン・アドバイス

50officespeak 仕事で大切なコミュニケーションの一つは、上司と部下の間のコミュニケーション。その目的は、会社の方針を伝え、部下のやる気を高め、企業を活性化すること。その過程では、用いられる言葉にも知恵が絞られ、革新的な用語や言い回しが生まれることがよくあるようです。

 しかし、時にその革新性は度を越え、コミュニケーション本来の目的を見失い、オフィス内では不評になることもあるようです。BBC News に興味深い記事、50 office-speak phrases you love to hateが紹介されていました。オフィス英語フレーズも、使用する際には注意が必要なようです。ETCマンツーマン英会話のブレンダン先生の解説を参考に、そのフレーズを見て行きましょう。

 まず、日本語でもよく使われるブレインストーミング(brain storm)という言葉に関連して、こんな投稿が掲載されていました。

“My employers (top half of FTSE 100) recently informed staff that we are no longer allowed to use the phrase brain storm because it might have negative connotations associated with fits. We must now take idea showers. I think that says it all really.” Anonymous, England

 ブレンダン先生から、こんな解説を頂きました。

 「この投稿者が勤める会社では、brain storm という言葉は使用中止になり、代わりに idea showers と言葉を使うように通達があったとのこと。理由は brain storm には否定的な意味合いが含まれているからとのことですね。

 イギリスではよく政治的な判断で、特定の言葉の使用が禁止されることが良くあるようです。ただ、この brain storm の「否定的な意味合い」(negative connotations)とは何を意味しているのでしょうか。例えば、精神的な病を連想させるような言葉だからと言うようなことでしょうか。特定の団体から何らかの抗議が政府にあったのかもしれません。brain storm から idea showersへ、何故変更しなければならないのか、マネジメントはまずはその理由について説明をする必要がありそうですね。

 この投稿者の方と同様、私自身も、brain storm からは否定的な意味合いは感じませんし、用語として idea showers よりも良いと感じます。」 ブレンダン先生

 
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