Larry King に学ぶ質問力強化法(3) – What if questions
良い会話を生み出す質問とは、どのようなものなのでしょうか?
ETCマンツーマン英会話のブレンダン先生がこんな書籍を紹介してくれました。
『How to Talk to Anyone, Anytime, Anywhere: The Secrets of Good Communication』
(翻訳本:『CNNラリー・キングの話し上手のコツ』)。
同書によれば、交流会などで話題に詰まってしまった時、What if questionsが効果的とのことです。
What if…?は、 What will [would] happen if…?( …したらどうなるだろう )を短縮した形。仮定法の一種です。
その時期、ニュースになっていて皆が関心を持っているテーマで、 What If questionsを作っておくことを薦めています。その場にあったWhat if questionsを提供できれば、皆の話しが尽きることはないでしょう、とのこと。
米国日産も、100%電気自動車LeafのCMにwhat if questionsを使って、皆に訴えかけています。
What if everything ran on gas? Then again, what if everything didn’t?
(もし、全てのものがガソリンで動いていたら、そして、もしそうでなかったとしたらどうでしょうか?)
映画『The Family Man』(邦題:『天使がくれた時間』)も What if questions がテーマです。
What if you made different choices?
(もし別の選択をしたら、どうなるでしょうか?)
What if you said yes instead of no?
(もしnoではなくyesと言ったら、どうなるでしょうか?)
What if you got a second chance?
(もしもう一度チャンスがあったら、君はどうするだろうか?)
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人々の想像力をかき立て、本当に大切なものは何であるかを気づかせてくれる、What if questions の持つ質問力の効果を、こんな映像でも確認できるのではないでしょうか。
(※)関連図書
『How to Talk to Anyone, Anytime, Anywhere: The Secrets of Good Communication』
(Larry King 著)
『CNNラリー・キングの話し上手のコツ』
(ラリー・キング 著)