“Seinfeld”で笑いながらマンツーマン英会話 – 映画よりもコメディ・テレビ番組
ETCマンツーマン英会話の先生の多くが、英会話の勉強には映画よりもテレビドラマ、特にコメディ番組のDVDを活用することを勧めています。アメリタ先生(横田基地)もその一人。なかでもお勧めなのは、米国で1989年から1998年まで放送された”Seifeld”だそうです。
理由は次の5つ。
1)無セリフ時間が少ない。
映画はやはり映像を見せるもの。2時間前後という長さもあり、特にアクション映画やSF映画などは、暴力シーンや戦闘のシーンの映像が中心になり、一つの場面で台詞が2、3しかない場合もあります。一方、コメディ・テレビドラマは通常30分程度。笑わせるためのセリフ中心のストーリー展開なので、セリフ密度が高い。短時間でたくさんの英語に出会うことができる、つまり、より効率的に英語を学ぶことができるのです。
2)シリーズ物は学習にも継続性をもたらす。
映画に比べて、テレビドラマはひと番組当たりの時間は短いですが、人気長寿番組になるとたくさんのシリーズが継続して放送されています。もしお気に入りの番組に出会うことができたら、英語の学習にも継続性が生まれて行きます。(”Seinfeld”は180話。)
3)笑いのポイントがわかる
コメディ番組で便利なのは、公開録画の際に録音された観客の笑い声。上手く聞き取れなかった場面があっても、観客の笑い声が「笑うポイント」を教えてくれます。ポイントがわかれば今度は何故おかしいのかを調べて行けばいい。「笑いたい」という欲求が、「学びたい」というエネルギーに変わってゆきます。
4)使える英語が学べる
映画はテレビ番組に比べて、スラングの使用が多く、またノンネイティブの私たちが使うには不適切な言葉遣いをしている場面が多くあります。一方、テレビ番組には放送コードがあるので、映画と比較してより使いやすい表現が使用されているようです。
5)生きた英語が学べる
英語の学習のために作られた難易度別の英語教材とは違い、ネイティブ・スピーカーが普通に楽しむために作られたコメディ番組。話すスピードも語彙も発音も、ネイティブ向け。難易度など気にしていない、容赦ない素材です。だからこそ、生きた英語が学べるのです。
成功の鍵は、夢中になれるテレビ番組に出会うこと。好きなタイプの俳優が出演している、ストーリー展開が面白い等など、番組自体が気に入ればしめたもの。あとは、番組をより楽しむために、学んで行けばいいのです。
▽Seinfeld Season 1-3 Bloopers & Outtakes
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