スコットランド英語とスコッツ語~『Parliamo Glasgow』で笑いながらマンツーマン英会話(3)
非ゲール語圏のスコットランド人は、スコットランド英語(Scottish English)とスコッツ語(Scots)、2つの話し方ができるそうです。
スコットランド英語はスコットランド訛りのあるスコットランドの標準英語、スコッツ語はスコットランドの南部、中央部、北西部で話されている伝統的な方言のことを言います。日本語に例えると、スコットランド英語は標準語、スコッツ語は秋田弁と言う人もいるようです。また、考え方によってはスコッツ語は単なる英語の方言ではなく、別個の独立した言語であると言うこともできるようです。
スコットランド人は、スコットランド以外の英語圏の方と話すときは、スコットランド英語で話します。英語圏の人、もしくは英語の上級者の人であれば、若干の難しさはありますが、理解できるようです。一方、スコットランド人が地元の人同士で会話をする時は、スコッツ語の方言を使って話すので、スコットランド人以外の方には理解不能だそうです。
では、BBC Scotlandで放送された『Scunnered』で、スコットランド英語とスコッツ語を実際に聞いてみてください。インタビューの際に話している言葉がスコットランド英語、編集ビデオの中で話しているのがスコッツ語のようです。前回、前々回でご紹介した『Praliamo Glasgow』のStanly Baxterさんや、女優のJaney Godleyさん等がインタビューで出演、編集ビデオの中には映画『ハーリーポッター』でルビウス・ハグリッドを演じた、Robert Coltraneさんも登場しています。
Part 1 “Intorduction”
Part 2 “Podger”
Part 3 “Lumber and Bahookie”
Part 4 “Parliamo Glasgow”
※関連リンク
◎ウイキペディア スコッツ語版
※参考図書
◎『Accents of English 2』 (J.C.WELLS 著)