カナダのイケメン首相ジャスティン・トルドー氏に注目

カナダのイケメン新首相、ジャスティン・トルドー氏(自由党)の発言が今話題になっているようです。

同首相が2015年11月4日に発足した新内閣は、閣僚が男性15人、女性15人と男女同数。

会見では「首相にとって、男女平等の内閣をつくることを優先順位の高い課題として掲げているが、そのことがなぜそんなに重要なのでしょうか?」と記者から質問されると、トルドー首相は、こう答えたのです。

“Because it’s 2015.”
(だって、2015年だから。)

(そんなの今の時代では当たり前のことだろう)とでも、言う意味なのでしょう。

単純明快な理由を述べた首相が肩をすぼめると、閣僚や記者たちの間から笑いが起きました。

▽カナダの新首相が、閣僚を男女同数にした理由がカッコよすぎる【動画】

彼の父は、ピエール・トルドー元首相。公用語を英仏2カ国語にするなどの「多文化主義」(multiculturalism)を推し進め、「カナダで最も偉大な首相」と評されることも多いとのこと。

息子も父の考えを引き継ぎ、「多文化」社会の実現を図ろうとしているようです。

先月行われた世界経済フォーラムのダボス会議では、カナダの教育現場における「多文化主義」について語り、こちらもSNSなどで話題になっています。

 「(異文化体験と称して、文化祭などの)ある特定の日に、体育館をいくつかのブースに仕切って、ある場所ではサモサ(インド料理の軽食)の試食を行ったり、他のブースではベルベル・ダンス(北アフリカの踊り)を披露したり」、そんな年に一度の学校行事を催して、多文化理解を深めようとするのではなく、カナダの公立高校では多文化体験がもっと身近に、もっと日常化したものになっていると、トルドー首相は強調しています。

“we have instead, and entire school celebrating Diwali the festival of lights, or looking up their Chinese horoscopes, or talking about how to support your friend going through Ramadan.”
(全校上げてディーワーリー「光の祭り」を祝い、中国の十二支を調べて、そして友人が無事ラマダンをやり遂げるのを、どうやってサポートできるのかなどについて話し合います)

“For me, how we ensure that education gives people the tools to understand that you don’t have to choose between the identity that your parents have and being a full citizen of Canada.”
(私にとって教育とは、自分の父母が有するアイデンティティか、それとも完璧なカナダ市民になるのか、そのどちらかを選択する必要などないのだ、と
いうことを理解するための手段を提供するものなのなのです)

ETC英会話の会員の皆さんが、英語を学ぶ理由も、外国語を通して、相手の異なった文化、歴史的背景、そして考え方が理解できるようになるためとい
う部分があるのではないでしょうか。

英語の字幕付き動画です。

ぜひ、一度ご覧になってください。
When It Comes To Diversity, Canada’s Prime Minister Gets It

(※)関連リンク
Justin Trudeau: Who Is Canada’s New Prime Minister?

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