判断力

 私が自信をもって言える事は、現在の自分は、こう考える、または、こう感じるということだけです。

 このブログを始めるに当たって、50年つれそっている女房から政治に関する事は書かないでと申し出がありました。それは多分私が常識がないと思っているからでしょう。
 しかし私に言わせると、彼女の言う常識とは、今迄の習慣で一般的だと思われている慣習的な考え方の事で、私の常識とは小林秀雄の言う本当の常識です。
 
 私がある会社に勤めている時に私の部下が、部長の言う様な世の中になるのですか?と聞きました。私は即座に言いました。「なるわけないだろう。皆が前を向いて歩いている時に俺は何時も反対の方向に歩いているのだらから。ただ俺はその方向が俺には正しいと思い、他の道が考えれ無いからそうしているだけだ」
 
 現在私は81才、大正生まれで学歴は2種の工業学校(今だと中卒の3年卒)で、15,6才からずーと働いています。でも私は不幸とか恵まれていないと思ったり感じたことは一度もありません。私は若い頃は多情多感な青年だったので、数多くの恋愛をし失恋をしましたが、死にたいと思ったことは一度もありません。失恋をして辛いのは、恋をした時に喜びを感じるのと同じみなもとだからで、あたり前の事だと考えいます。この辛さは時が解決する事をしってましたから、どの位辛抱すれば、この辛さから脱却出来るのかと、予想するだけです。時がたてば、辛さは自然に癒されるのです。

 私は人間が幸福になるのには、他人からの力によるものもあると思いますが、不幸になるのは自分の考え方だけだと思います。私は常々、自分を不幸にする事は他の誰にも出来ないと、確信をもって生きてきました。
 
 私が今の様に自信をもって生きられる様になったかは、だんだんに時間の許す範囲でのべさせて頂きますが、余り永くなると読む方も、つかれると思いますので、今日はここまでにします。

 次回は人の顔について書きます。

2007年10月31日

 
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